2024年1月20日土曜日

【行政学】辻清明「行政管理」(1)

 第三章 行政管理

第一節 行政と管理

 重要な管理概念(科学的管理法)。

 →管理概念:専門別に分化した複雑多岐な行政活動を体系化行政全体の能率を向上行政目的の総合化これらに寄与する。

 e.g.POSDCORB(L. Gulick)。計画、組織化、人事、指揮、調整、報告、予算。

第二節 能率

 Gulick:行政学にとっても基本的な善は能率である能率こそは、行政の価値体系において最高の鉄則である

 *能率の発展段階。機械的能率(サイモン)→社会的能率(ディモック)→客観的、規範的能率(ワルドー)。

 ①機械的能率:労力・時間・経費の三要因が能率の内容を決定最小の労力と資材によって最大の効果を実現

  (批判)行政目的の観点から、三要因を充足しえない場合であっても、非能率と言えない場合もある。機械的能率は、人間的価値を壊しやすい

 ②社会的能率:行政の社会的有用性という観点から能率を判断する。社会目的観点の取り入れ。

  (批判)社会的能率という単一基準では、三要因の浪費に対する詭弁になりやすい

 ③客観的、規範的能率:機械的な判断基準が容易な場合(新旧タイプライターの比較)は客観的基準、能率の判断が評定者の規範意識に依存する場合(e.g.教育・宗教・人権といった分野)は規範的能率。

 辻清明『行政学概論』上巻(1966年、東京大学出版会)47-57頁。

【文学】ソロー『森の生活下』

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